まず、先に言いたいことがあります。
『WordPress Ping Optimizer』の紹介で、「WordPressを始めるなら真っ先に入れるべき必須プラグインのひとつ」と紹介しているブログがありますが、必須なわけがなく、よくそんなことを堂々と紹介しているなと。

多分に無知なブロガーが適当にあること無いことを公開するもんだから、SEOにいいプラグインとかで紹介されているもんだから、初心者にとっては何もわからずにプラグイン入れるんでしょうね。皆さん決して「必須」ではないので、ちゃんと理解した上でプラグインインストールしましょうね。

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WordPress Ping Optimizeって何?
ワードプレスの投稿を編集するたびにping送信されているのを、記事の公開時に一度しか行われないようになります。WordPress Ping Optimizerをインストールすることで、あなたのワードプレスをpingスパムとしてタグ付けされるのを防ぐことができる。

ふむふむ、なるほど、
要約すると、ワードプレスは編集する度に、例えば「下書き保存」でもping送信されるので、何度も更新するとスパム扱いの可能性になりますよ!ということ。

ですが、あくまでも憶測ではありますが、世界中の約3割がワードプレスのサイトである中、ワードプレスのPing送信のアルゴリズムをGoogleが理解してないわけがないと考えております。
ということは、何度も編集によってPing送信されたからといって、スパム扱いにすることは無い!
そんなことでスパム扱いにするのはほとんどのワードプレスはスパム判定されてます。

基本的に一つの記事を数百回Ping送信しなければ何の問題はないと思います。
要は普通にワードプレスを使っていれば問題ないです。

それでも私はこのプラグインが使いたいんだ!という方はこちら

「WordPress Ping Optimizer」エラー内容

おそらくこのような文字がサイトの上部に出ているかと思います。

Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /〇〇〇〇/〇〇〇〇/〇〇〇〇/〇〇〇〇/plugins/wordpress-ping-optimizer/cbnet-ping-optimizer.php on line 533

こちらは最新のPHPバージョン(PHP7.2.6)に対応してないのでこのように表示されております。
下位バージョンに落とせば一瞬で直ります。
下位バージョンに落とすのはここでは説明しませんのでご了承ください。
自分でどうにもならない、どうしていいかわからない場合はお問い合わせください。
料金は500円です(^^♪

「WordPress Ping Optimizer」エラーの直し方

①PHPバージョンを落とす

→おすすめ
※エラーが出ているバージョンは『PHP7.2.6』なので、『PHP7.1~7.0』に落とせばエラーは直ります。
エックスサーバーだと『PHP7.2』が推奨されておりますが、現時点で『PHP7.1~7.0』が非推奨というわけではないので、何の問題はありません。
「WordPress Ping Optimizer」の『PHP7.2』に対応した時点でPHPバージョンを最新にすれば良いです。

②エラーが出ないようになるまで、プラグインのアップデートを待つ

→あまりおすすめしない
というのも、いつアップデートされるかもわからないので。
※その間使えませんがPHPバージョンもプラグインのプログラムもさわらなくて済むので、一番安全!
というか、このままプラグインを使わなくて良い(笑)

③プラグインのプログラムをいじって直す

→おすすめしません(ワードプレスがぶっ壊れる可能性あり)
※「WordPress Ping Optimizer」エラーの直し方は検索すると出ますが自己責任で。私なら絶対にやらない。

そもそもPing送信なんてSEO効果無し

ブログランキングでランキングされている状態なら被リンクとして多少SEO効果がある(現在はかなり微々たる効果)かもしれませんが、そうでなければ効果はほとんどありません。そもそも、Googleはブログランキングからの被リンクをほとんど評価されてないと見るほうが現実的。(一昔前なら効果はありましたけどね。)

あと、クロールされてインデックスされやすくなるとか情報が出回ってますが、『Fetch as Google』にサイトを登録しておけばクロールされますし、各ページはサイトマップが送信されていればクロールされます。わざわざPingからクロールを狙うことではありません。

Ping送信のデメリット

Ping送信はPing送信先があって、送信先にPingを送ることで成り立ちますが、一昔前まではPing送信先はたくさんありましたが今はほとんど限定的になってます。

Ping送信先のサイトが閉鎖されている

Ping送信先は定期的に管理するものです。閉鎖しているサイトに送信しても意味がないのに送信している状況はサーバーに多少なりとも負担をかけてしまってます。

Ping送信でアクセスアップにならない

常に大量の情報を受信されている状態の中から、数百、数千、数億というリンクの中からあなたのサイトが見られるかというとほぼありません。アクセスアップを狙う方法として現実的ではない。

送信によって悪意のあるbotがクロールする可能性

Ping送信先を何も考えずに片っ端から登録したり、海外のサイトへPing送信先に設定してる場合、悪意のあるbotがクロールしたり、いつしかPing送信先が悪意のあるサイトに置き換わったり、わからないところで評価を落としたり、何らかのトラブルがある可能性だったりもゼロではありません。

Ping送信なんて、今やデメリットしか考えられない状況です。
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